【（株）マスダ】確かな技術力をもとに様々な分野を展開

ご好評いただいておりますwebマガジンの連載企画「会員魅力発見」
第10回目の本日は（株）マスダさんです。

お客様の要望に応えるために

「みなが幸せを感じられる会社をつくる」という経営理念の元、精密機器や医療機器の加工から食品加工まで幅広い分野を手がける株式会社マスダさん。
確かな技術力でお客様の要望に応えたいとの想いから、従業員の教育にも力を入れています。
そのために専門の設備と講師を用意し、基礎的な知識と技術を育成しています。
新しい事業への取り組みも積極的で、「効果があると思ったら躊躇せずにやる」と増田社長は語ります。
また、多品種小ロットのため、ずっと同じ作業をしている現場はないそうで、一般的にイメージするような製造業の企業とは違う印象を受けました。

技術を活かすための企業としての姿勢

医療機器メーカーとして国内No.1のシェアを誇るオリンパス。
株式会社マスダさんは、そのメカ部門のサプライヤーとして一番大きいそう。
このことに、マスダさんが持つ技術力への信頼が見えます。
そして何より、技術をしっかり保有してお客さんの要望に応えられる生産体制を確保しておけば、分野はこだわらないと言います。
多品種小ロットである理由もここにあるそうで、量産はせずに受け入れ態勢を確保しているそう。
また技術があっても受け皿がないと話にならないと語り、部品を作る装置を社内で作ることができたり、設計士が社内にいたりと、新しいことを始めようとしたときに社内で完結させることができるバランスの良さが最大の強みになっています。

大学生が感じたこと

製造業には、ラインに入って決められていることをこなすという印象を持っていました。
しかしながら株式会社マスダさんではそんなことはなく、むしろ新しいことにチャレンジする姿勢や自分から学ぶことが従業員に求められていると感じました。
また宮田とうふ工房のように、地域とかかわる接点を持つことで、しっかりと地域になじんだ企業になることができていると感じます。
お客さんから信頼され地域から愛される、素敵な企業でした。