2022年05月02日
  • 会員魅力発見【連載】

【タカノ機械(株)】こんな職場で働きたい

ご好評いただいておりますwebマガジンの連載企画「会員魅力発見」
第11回目の本日は、タカノ機械(株)さんです。

タカノの生産技術部門から省力化製造ラインの開発・製造会社へ

タカノ機械は西春近のタカノ株式会社の生産技術部門として1979年に創立。
1982年に松の原工業団地に新工場を立てて移転し、それまでの金型製作から検査装置開発・製造にシフトして今に至っています。
タカノ株式会社からの受注が7割を占め、特に液晶ガラス基板の検査装置は各社が競っていた時期を潜り抜け、今はタカノグループの独占状態だと聞きます。
その他、各企業さんからの省力化製造ラインの受注をも引き受けています。

会社正面

5Sの行き届いた働き甲斐のある職場

第1工場内に入るとすぐ目に入るのが大型の工作機械類。
自社で組み立てる装置の部品はもちろん、単品の部品加工の仕事も取り込んでいます。
隣の第二工場では液晶ガラス基板検査装置が組み立てられていました。
ガラス基板は第10.5世代で2940mm x 3370mmの大きさ、なんと約6畳分です。
どの装置も使う人の目線に立ち、痒いところに手が届く装置を目指していて、それが評価されて継続的な受注になっているとのこと。
手がける製品は一品料理的な開発・製造案件が多く、難しいけどやりがいのある仕事だと感じました。
更に目を引くのが、加工職場、組立職場、間接職場ともに5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が行き届いていること。
実際に工具棚などを見せていただくと、工具類がきちんと整理されて収納されていました。
全社一丸となった取組みで、工場の隅から隅まで綺麗になっています。
またISO9001の認証は今のところ取得していないものの、顧客から第二者監査を受けることもあり、それに準じた仕組みの下管理されているとのことです。
確かに計測器類もキチンと校正管理がされていました。
工場内の様子はホームページでも見ることが出来ます。
タカノ機械株式会社ホームページ

組立職場全景(写真提供:タカノ機械株式会社様)
大型マシニングセンター
校正管理のされた測定器類

自社の自慢は綺麗なところ

従業員の方に自社の自慢できるところは?と聞いたら「職場が整理整頓され綺麗であること」と返事が返ってきました。
工場の床というと深緑色であるところが多いですが、ここは黄色で統一され、明るさを感じました。
昼食はコロナのため一方向を向いての黙食でした。
早くコロナが去ってワイガヤの食事風景が戻ればと側から拝見して思いました。
全従業員45名のうち、宮田村在住者は6名。
やりがいのある仕事をこんなに綺麗な職場でされていることを、この記事を通じて多くの村民に知っていただけたら嬉しいです。

一方向を向いた黙食~コロナよ早く去れ!

(取材者:地域ライター 大城清志)

タカノ機械(株)さんの情報はこちら↓↓↓
宮田村商工会 会員情報(タカノ機械(株))

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