2022年04月12日
  • 会員魅力発見【連載】

【食ごころ】こころとからだに食ごころのエネルギーを

ご好評いただいておりますwebマガジンの連載企画「会員魅力発見」
第5回目の本日は、食ごころさんです。

食豊かな伊那谷

取材時にこのフレーズを聞いた時、伊那谷への愛や敬意を感じました。
代表の吉澤小百合さんの言葉です。
食ごころは、主に地元の規格外の野菜や果物を使い、ドライフルーツなどの一次加工品やドレッシング、ジャム等を製造販売。
更にはオリジナルのシードルもプロデュースしています。
「新鮮でおいしい野菜や果物には調味料はいらない」という確信があるからこそ、素材を生かすシンプルな味付けにしています。
ふるさと納税の返礼品で人気の高いトマトジュースは食塩を一切使用せず、原料となるトマトのみで作られています。
ぶどうジュース「紫づく」は1本720mlを作る為に、なんと1.1㎏のヤマソービニオンを使用。
その並々ならぬ想いについてもお話を聞きました。

密封包装食品製造業室での作業風景

食べるという生き方―身土不二

「形の悪い野菜でも新鮮さや味は変わらない。それを生かし、長期保存でいつでもおいしく食べられるようにするのが使命」と話す吉澤さん。
最初はりんごやかぼちゃのペーストからはじめました。
宮田村は自校給食で手作りが多い為、今までは都度作るか、大手メーカーの市販品を使用していたそう。
それならばと「地元のおいしい野菜や果物を手軽に使ってほしい」とペースト作りを決心。
「学校給食を育てる会」の事務局も務める吉澤さんは、「体と心を形成する時期だからこそ健全な食生活をしっかりと送ってほしい。そうして作られた体はお金では買えない豊かな暮らしの経験となり、この地を離れたとしても生きる上でのベースとして心を支えてくれる」。そう優しくおっしゃっていました。

年間約1000本分のトマトジュースがこの畑からできている
このトマトがふるさと納税で好評なトマトジュースになる

商品に映るその生き方

今回おすすめ商品の焼き肉のたれ「焼ったれ」を購入しました。
野菜や果物本来のすっきりとした甘さと旨味が肉の味を際立たせ、いくらでも食べられるおいしさ。
そしてこの嘘偽りのない味と吉澤さんの生きる姿勢には通ずるものを感じました。
「コロナ禍もひとつの学び、新たな価値観を持って今後なにができるかを模索するときだと捉えている」。
その柔軟さや常に学ぶ姿勢が食ごころのベースであり、愛される理由だと強く感じました。

笑顔が素敵な吉澤さん
商品はJA直売所や花の里いいじま、あじーな、自社加工所の店舗でも購入できます
このたれを食べる為にお肉を焼きたい

(取材者:地域ライター 武井亜沙実)

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宮田村商工会 会員情報(食ごころ)

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