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第14回目の本日は(有)正木屋酒店さんです。
時代が変わってもずっとこの場所で
宮田商店街で大きな時計が目を引く「正木屋酒店」。
江戸時代から昭和のはじめまで、この場所で造り酒屋を営んでいました。
現在の店舗は蔵を活かした印象的な建物です。
店内に入ると、地元日本酒コーナーとワインコーナーがメインとなっています。
店内を回っていて、気になって目を止めたのが俳画でした。
漂泊の俳人と呼ばれる「井上井月」さんが詠まれた一句だそうです。
先代の店主が「井上井月」さんと俳友だったという話からも、こちらのお店の歴史を感じさせてくれます。
酒造りを辞め、現在のような酒の販売のみのスタイルになってからは70年ほど。
ワイン、日本酒のほかにも焼酎、ウィスキーの種類もたくさんあり、全部で1,000種類ほどのお酒が店内に所狭しと並んでいます。
今夜は地元のお酒とおつまみで晩酌しませんか?
私たちの暮らす上伊那地域では、たくさんの種類のお酒が造られています。
こちらのお店では宮田村の特産品「信州みやだワイン紫輝」や上伊那の酒蔵で造られている日本酒、宮田村にある「本坊酒造 マルス信州蒸溜所」のマルスウィスキーなども取り扱っています。
また、案外知られていないかもしれませんが、宮田産の芋で作った芋焼酎をはじめ、上伊那各地の市町村産で造られている芋焼酎もおすすめとのこと。
お酒だけではなく、おつまみも珍味に缶詰にとたくさんの種類を揃えています。
缶詰は、20種類ほどが棚に並んでいて、どれも気になる物ばかり。
一番人気の缶詰はお馴染みの「サバの水煮」で日本酒にぴったりとのこと。
地元ワインの「紫輝」にはオイル系の缶詰めがおすすめと教えていただきました。
地元の方にずっと愛されるお店でありたい
酒屋にかぎらず、お酒を買うことができる時代。
スーパーやコンビニだと売れ筋が主流ですが、地元の酒屋だからこそのラインナップやサービスがあると店主。
「あたり前のことだけど、お客さんの要望をなるべく広く聞いて考えた品揃えと、お待たせせずに親切丁寧な接客を心掛けています」とのこと。
「来店すると、必ずお気に入りの缶詰をまとめて購入されるお客さんのために、その商品は欠品しないようにしています」というエピソードも話してくれた店主。
常連さんの好みを把握し、おすすめの商品を紹介することもあるそう。
地元で愛され続けられる理由が垣間見れたようでした。
(取材者:地域ライター 松野和美)
(有)正木屋酒店さんの情報はこちら↓↓↓
宮田村商工会 会員情報((有)正木屋酒店)
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