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第13回目の本日は、(有)大喜 えんぎ屋さんです。
お客さんに愛されるお店
元は、隣りの駒ヶ根市にある光前寺の表参道で始めたえんぎ屋さん。
縁起担ぎの人たちが行き来する場所だったことから、お店の名前をつけたそう。
宮田村にお店を移してから今年で10年。
こだわりぬいた喜多方らーめんをはじめとした数多くのらーめんや定食、ソースカツ丼に至るまで多くのメニューを手がけます。
「お客さんが食べたいものを出しているうちにメニューが増えてしまった」と語る店主の新井さん。
40年ほど前に宮田で喫茶店を始めて以来、地域に根ざした飲食店経営をされています。
お客さんのほとんどが地元のリピーターで、コロナ禍においても売り上げがひどく落ち込むことはなかったそう。
そういったところに地域から愛されるお店であることが見て取れるように思います。

お店をするときに大切にすること
宮田村の人口は9000人ほど。
その規模の村にあるにもかかわらず、えんぎ屋さんには年間2万人ものお客さんが訪れるそう。
人口の倍以上の数のお客さんが来ることは大いに驚くべきことですが、そんなところからもお客さんに愛されていることが分かります。
えんぎ屋さんが大切にしているのは安心感。
時代が変化していく中で柔軟に対応していかなくてはならないと語ります。
例えばコロナ禍においては、パーテーションやセルフレジをいち早く導入。
お客さんに安心して来てもらえるようなお店作りをしています。
また、「特徴的な頼み方をする人がいると、厨房にいても誰が来たか分かる」というように、それぞれのお客さんが食べたいものを提供しようという姿勢や、お客さんとの親密さがあるように感じました。

商品への自信
「地域に根ざした経営」という言葉を何度も使われていた店主の新井さん。
お客さんの食べたいものを食べさせたいという想いを節々に感じました。
また、提供するものへの確かな自信もあり、同じ食材でもそれぞれ状態が違うものを、いかに同じ味にして提供するかを熱心に語ってくれました。
そういった自信があるからこそ、お客さんも何度も訪れるのだと思います。

(取材者:地域ライター 井崎才蔵)
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