2022年06月09日
  • 会員魅力発見【連載】

【(株)小松屋】困っている人の「ありがとう」のために

ご好評いただいておりますwebマガジンの連載企画「会員魅力発見」
第18回目の本日は(株)小松屋さんです。

宮田村の生活を支える燃料の会社

「とにかく困っている人がいれば、すぐに足を運ぶようにしています。時間外でもお正月でも」。
LPガスや灯油といった燃料と、それに付随する住宅設備機器の取り扱いや住宅の施工、リフォームを行う(株)小松屋の代表取締役である平澤賢司さんは開口一番笑顔でこうおっしゃいました。
昭和53年におじいさまが創業され、現在3代目である平澤さんが継ぐ小松屋さんはお客様の95%が宮田村。
常に地域密着の経営を続けています。
「自分が子どものころから、いつでもすぐに駆けつける父親の姿を見てきた。お客様に信頼してもらうこと、それに対して誠実であることが社訓です」。

商店街の真ん中に店舗を構える(株)小松屋

地域に根差して、地域のために

「電球が切れたとか、火災報知器が鳴っているとか、直接商売に関係ないことでも足を運びます。いまはネットがあれば簡単に買い物ができる時代だから、どこで購入されたのかわからないものについての相談もありますよ」。
ネットでの買い物は便利ですが、壊れたり困ったりすることがあった時に相談する先に困ることも確かにあります。
「生活をする上で、気軽に相談できることって大事ですよね。実際に顔を合わせて話すこと、買うだけじゃなくて、アフターフォローまで丁寧にすること、それが地域に根差して商売をすることの意味だと思います。そしてお客さんからありがとう、すぐに来てくれて助かる、という言葉をもらえるとやりがいを感じます」。

おじいさんの代から地域に根ざす経営
すぐに駆けつける、は地域の安心

これからの宮田村を見据えて

そんな平澤さんの「地域密着」はお仕事だけにとどまりません。
かつては商工会の青年部でふるさとCMを作成したり、消防をやったり、お子さんの学校のPTA会長を務めたりと地域のために様々なことをされてきました。
そして、いま一番課題としていることが、商店街の空き店舗の活用。
シャッターが閉まったり、後を継ぐ人がいなかったりする現状をどうにかしたいと活動をはじめています。
その一つが空き店舗を活用したい人と、空き店舗のマッチング。
「まずはめざせ1店舗。ひとつでも新しくシャッターが開いて、面白いことができるってわかれば、この地域の新しい可能性が見えてくるんじゃないかと思っています」。
商店街の真ん中で生まれ育ち、商売をしているからこその平澤さんの、「この地域のために、この村のために」という強い思いを感じました。

(取材者:地域ライター 井崎由華)

(株)小松屋さんの情報はこちら↓↓↓
宮田村商工会 会員情報((株)小松屋)

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