宮田村で創業・開業した 先輩インタビュー

宮田村の土地・建物探しのお手伝い カトー(株)まちなか不動産

宮田村の土地、建物探しのお手伝いをしてくれる「まちなか不動産」は、その名の通り旧道沿いの宮田商店街のなかにあります。カフェのような雰囲気に一見「何のお店だろ?」思いますが、気軽に立ち寄りやすいアットホームな不動産屋さんです。
 お話を伺ったのは、カトー(株)社員でこのお店に常駐する酒井さんと関さんです。

Q1.店名の前にカトー(株)とありますが…。
まちなか不動産は、建設会社カトー株式会社の不動産部門のアンテナショップです。村内に籍を置くカトーですが、不動産事業を通して皆さんのお役に立ちながら、自社のことをもっと発信していこうとこの店舗ができました。オープンしたのは2018年12月です。
Q2.カフェのような雰囲気が素敵なお店です
デザインは伊那市のデザイン事務所に依頼したのですが、「宮田村の土地、建物、暮らしを探せるCafe」をイメージしています。柔らかなインテリアで、キッズスペースも併設しています。不動産に関するご相談がなくても、憩いの場としてご活用ください。
Q3.扱っている不動産はどんなものですか?
主に宮田村の土地・建物の売買のお手伝いをさせていただいています。また、村内の企業様からのご相談で工場用地も多く取り扱っています。
最近では中古住宅の需要も多いことから、宮田村の空き家バンクの物件もご案内や仲介等させていただいております。
Q4.不動産屋さんが中心市街地にある意味は大きいですね
酒井 この旧道沿いには宮田祇園祭で知られる津島神社があり、さまざま商店が軒を連ね、駅や学校も近くにあります。人の行き来があって、皆様に気軽に立ち寄っていただける立地です。
 一方で、宮田でも空き店舗が目立つようになってきたのも事実です。事業承継がうまくいかないなどの理由で、営業がやむなくできなくなった店舗の持ち主と、お店を出したいけれども物件探しに悩んでいる方をマッチングさせるなど、当社が不動産事業を通して、村内の空き店舗の解消に少しでもお役に立てたらとも考えています。
 移住者の住まいへの需要にも応えていけたらと思います。「ここに住みたい、ここで子育てしたい」と思い立った人が、まず心配するのが仕事と住まいです。村営住宅の他に中古住宅も選択肢になれば、宮田村への移住者はさらに増えるかもしれません。
酒井 空き店舗や空き家を効果的に活用するにはリフォームなども必要になり、それには持ち主の方との地道な話し合いが欠かせません。一朝一夕に解決する課題ではありませんが、せっかくまちなかにできたアンテナショップですので、私たちの仕事がまちを元気づける一助となればうれしいです。

カトー(株)まちなか不動産

〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村3362-2

< VOICE一覧へ戻る

スパイスカレーとラム料理のお店を運営 青空のトビラ 宮井訓(おさむ)さん