外国人技能実習生日本語作文コンクール

公益財団法人国際人材協力機構主催の「外国人技能実習生・研修生日本語作文コンクール」が今年も開催され、現在、作品を募集しています。
宮田村商工会に所属する実習生の中にも応募に向け、頑張って作文に挑戦している実習生がいます。
テーマは自由ですが、４００字詰め原稿用紙３枚で文字数１２００字以内という規定があります。
５月１４日（金）まで募集していますので、挑戦したい実習生がいれば、ぜひ！

昨年度、このコンクールに応募した村内企業で頑張っている実習生の作文をご紹介します。
（応募当時：技能実習１号（１年目）中国出身　来日から５か月目)

「私が見た日本」　※原文のまま

太陽の光、空気、水は人類にとって重要な環境要因だと思います。
今年初めて中国を離れて日本に来ました。
日本で水はそのまま飲めることにびっくりしました。
そして、空気もたいへんきれいだと感じています。
日本にはたくさんの橋があります。
いま、私の住んでいるところは、どの道にも水の流れがあります。
毎晩、水の音を聞きながら寝ていると一日の疲れがなくなりました。
日本では多くの家が花を植えています。
水仙やチューリップなどがあります。
まだ、花の名前が知らない花もたくさんあります。
特に四月は桜の花がつぼみから咲き始め、やがて散るまで淡いピンクから白をへて散っていくのを見ました。
咲き時間は短いですが、一番美しい姿はずっと心の中にあります。日本の水だから、花が美しくなると思います。
ある日、花を見て歩いているとある会社に入ってしまいました。
なかで何人かが水をくんでいました。
いくらで売っているかと思い、聞いてみました。
エェェェ、無料ですか…びっくりしました。
いい特を持っていて、人にわけるという考え方がすばらしいと思います。
私も新しい価値観をおぼえました。
最近、コロナのえいきょうで皆が出かけることが難しくなりました。
はやくみんなで笑顔で花をたのしむように心からお祈りいたします。